センシティブな話題を扱うけど、無知であることを自覚してるのでこのタイトルに。
ディズニー好きなら、ちゃんと勉強しなくちゃな～とは思うんだけどね。
ということで、実写リトルマーメイドを見てきました。
個人的には90点くらい。
ディズニー実写化にありがち、アニメ版との整合性なし、謎のキャラ改変、悲しい敵キャラの過去…みたいなのがなくて、ほぼアニメ版と一緒かつアニメ版の設定補強をちらりくらいだったから、実写化にアレルギーある人も見やすいと思う。私は実写シンデレラがダントツ一番だったのですが、今は実写リトルマーメイドと一番二番争ってる状況。
90点なのは短編なんにもなかったところ。あれ？最近のって短編ないんだっけ？実写シンデレラは完全に短編アナ雪に誘われて行ったら本編にノックアウトされたから、実写化でもあった覚えがあるんだけど…本編が2時間30分あるし、長すぎるって判断されたのかな。
ポスターだけ見たときはフランダーやセバスチャンこわいな～と思ったのですが、動いてるとそうでもない。魔法にかけられてや実写シンデレラもあんまり違和感なかったし…逆に美女と野獣は拒否反応あったので、実際の生物ならいけるのかも。まあ、所詮はCGだし向き不向きはあるよねーと。
先行MVで歌声を聴いてからとりあえず字幕は見るぞ～って思ってて。
アースラ様がアースラ様で痺れた。え！？あんだけキャスティング炎上してたのにアースラ様だけなんでアニメ版から現実に連れてきたんですか！？（笑）
本当に…アニメ版と同じくらいコミカルで、でも怪しくて悪だって理解できて…人間になったアースラを演じられてる人も蠱惑って言葉が似合うくらい素晴らしく演じられてて…ひょえー、ファンになっちゃう～～～～～！アースラさま～～～～～！
私は見た目問題はアリエル色が生み出されたという素敵な尾鰭の色が忠実に再現されていた時点でそれ以外はどうでも良かった人なのですが、個人的に声はすごい気になって…。公開日が近づくにつれ、吹き替え版MVが公開されていくのですが、吹き替え版を見ない決定打になったのはアンダーザシーでした。
それはさあ…山田一郎の歌声なのよ…。
うーーーーん。今をときめく声優さんなのは理解してるんだけど、年を取って耳が肥えちゃったからか、木村さんって何を演じてても木村さんなんだよね。マリオでもあーって思って集中力切れちゃったんだよね、特に木村さんってブランディング成功したからどのキャラでもだいたいラップを披露されるし、ますますね…。
ヒプマイに熱中してしまったがゆえに、キャラの向こう側、中の人の顔が思い浮かんじゃうのが厳しくて…。
そういうの含めて、盧笙は好きなんだよね。河西さんって意識して聞くと河西さんなんだけど、どのキャラ聞いてもパッとわからないから。ちゃんとキャラクターの声になっているというか。
アニメ版を踏襲してほしいとはちょっと違うんだけど…でもやっぱり実写セバスチャンの歌声じゃなくて、木村昴が思い浮かぶの歌声なのが厳しい、物語中では聞けない。
ハリーベイリーの歌声はアリエルというか、人魚姫として完璧でした。人間側から聴くと船乗りを惑わす歌声になっててぞわぞわした。すごい…。めちゃくちゃ怖かった版のシンドバッドにいた人魚たちを思い出します。
実写リトルマーメイドはラプンツェルから続く家族の形をまた新しくしたなーと思いました。
ミラベルまでは自分のルーツを知って、そこに還るというか、自分を受け入れてくれる土地や家族の元で自分らしく生きるって感じだったけど。今作は見た目や血縁関係、自身のルーツだけが家族じゃない、を強調している気がします。王子なんか特にわかりやすいね。トリトンとアースラは姉弟だけど決裂してるし。別の、新しい世界への旅立ちがテーマだし。
本編開始前はウィッシュの宣伝もしていて、実写リトルマーメイドを経てどういう物語になるのか楽しみです。
そういえば、赤毛はこれで終わりよという字幕がついてて、へー、実写アリエルの髪色ってあれで赤毛なんだ…？という無知。でもよく思い出したら、ハリポタのロンもへー、あれって赤毛なんだ？って同じこと思いながら見てたかもしれない。純日本人の我、明るいシーンでも暗いシーンでも茶髪にしか見えない。公開前は肌の色で炎上してたので、髪色はあまり気にしてなかったなー。
これで主要2Dアニメーションの実写化は網羅したのかな？次は確かモアナだっけ、同じ海がテーマだし、リトルマーメイドの技術をさらに進化させようってところなんだろうか。実写化が云々ってよりは、新作が見たいんだけどね～。ディズニーの続編はあんまり肌に合わないし。
