ヒプノシスマイクオフィシャルガイドブック+を買いました。

売るか迷っています。

ガイドブック、お前は本当にガイドブックか?

 

どついたれ本舗だけでも結構疑問点が多く、他のキャラクター紹介もこれが公式のキャラクター紹介の文章?みたいな紹介文が多く見られたので、今回のガイドブックはファ〇通の攻略本みたいな立ち位置なのかな。公式ムック本というには、キャラクターを弄りすぎというか…それは公式がやっちゃダメでしょう。

 

簓・盧笙・零の年表は、パラ酒ドラマトラックと第1弾ガイドブックとコミカライズの情報を合わせると次のようになるはず(零と中王区の取引系は除く)。

 

H歴-5年:簓と盧笙が出会う(第1弾ガイドブック)。盧笙は近所に零の洋館がある場所で一人暮らしをしていて、コンビ名が決まる前から簓は盧笙の部屋に不法侵入している。盧笙は昼は学校、夜はバイトの生活(パラ酒ドラマトラック)。漫才コンビ「どついたれ本舗」結成(第1弾ガイドブック)。

H歴-4年:零がヒプノシスマイクを完成させる(第1弾ガイドブック)。

H歴-3年:漫才コンビ「どついたれ本舗」解散(第1弾ガイドブック)。零がオオサカでキャンセラーの開発に必要な情報を入手(コミカライズ)。

H歴-2年:オオサカチーム3人のイベントは特になし。

H歴-1年:簓と左馬刻が出会う(第1弾ガイドブック)。この時点では愚連隊。

H歴元年:簓と左馬刻が愚連隊改めMCDを結成→一郎と空却が合流して新生MCD結成(第1弾ガイドブック)。言の葉党のクーデター成功(第1弾ガイドブック)。政権交代時、盧笙は教師の恰好(学生時代はメガネチェーン無し)で登場、既に教職に就いている(コミカライズ)。

H歴2年:新生MCD解散(第1弾ガイドブック)。簓はオオサカに帰郷。

H歴3年:本編現在。簓と盧笙26才。

 

本編開始からサザエさん時空に突入してるっぽいし、本編時間設定がわからないので、正確な年齢は結局わかりません。

ただし、盧笙の誕生日は3月1日である関係上、コミカライズの22才で大学講義受講+就職活動の描写から、少なくとも1年はタブっています(留年か休学かは不明)。

 

ここまで長々と書きましたが、つまり何を主張したいのかというと、ガイドブックの「盧笙は芸人を引退し、大学に進学」は「盧笙は芸人を引退し、大学に復学」か「盧笙は芸人を引退し、学業に専念する」の間違いかなと。

もし大学中退して再び受験・進学する形になると、本編で盧笙は先生就任初年度となり、諦めたとはいえお笑い芸人よりもキャリアが短く、スピーカーに反映されるほど先生として自己を確立しているかなあという疑問も残るので、その歴史は考えていませんでした。コミカライズの描写が間違えていて、進学ルートでも一応盧笙は先生にはなっているけれども…。

昼は学校の"学校"が養成所を指している場合、簓も同じ生活をしているはずなのにそんなハードだと体に毒だという発言に繋がるのは変なので、やはり大学のことを指していると考えられます。

 

ちなみに簓は簓で、舞台に立ってないときはオヤジギャク連発でおもんない、板の上では天才的な話芸で支配するという説明文が変わっていて…でもabaでも盧笙に板の上では面白いのにと言われていたから、第2弾ガイドブックの説明が違うのでは…。

アビリティ名がキリングジョークなので、そちらに合わせたのでしょうか。

 

また、最近公式は中王区贔屓ですが、その中王区関係も結構ガバガバでして。

相関図、合歓は洗脳して世界を支配するなんて間違っている!乙統女様を止めてください無花果さん!…とドラマトラックで発言していたはずなので、無花果への「尊敬・すべての思想には共感できない」は乙統女にも当てはまるはずなんだけど…。

あと無花果が乙女を崇拝して、男嫌いになった妹殺害事件がどこにも記載ないのも…それがなくなったら、本当にただの高圧的な嫌な人になってしまうよ~。

 

相関図といえば、一郎→空却の矢印の内容が衝撃的でした。えっ…それは左馬刻→簓のコピペでミスだと言ってほしい…一郎に同い年の親友兼ライバルがいても良いじゃないですか…それはちょっと空却の一方通行の友情すぎて寂しすぎる…。

というか、リーダー同士が和解した=熱いラップバトルができないの図式は成り立たないと思うので…手塚と跡部だって、瀬那と進さんだって、試合以外では手助けしたり助言を与えたりするけど、試合は全力でぶつかり合うし…。確かに、初期の治安の悪さを期待している人たちには物足りないだろうけど。

 

…という、公式ムック本にしては過去設定無視しているどころかいつの間にか設定変更してる部分が多いので、ファ〇通の攻略本的な感じなのかなあと…。今回、あんまりやる気ない感じ。

 

お次は本体の楽曲の感想。

・Hypnotic summer

18人の新曲。なぜこれをEPのボーナスにしなかったんだろう。フェスっぽいし、せっかく夏にリリースする円盤あったのに。

軽くて爽やか、でもアップテンポで楽しい感じ。

個人的には簓の声が結構低めで驚きました。

 

WINK

中王区3人の楽曲。歌詞があまりキャラクターと合っていないと感じるからか、好きではない。

前回の乙統女のソロ(夫や子供を犠牲にしても私は自らの理想に進んでいく、捨てたものを取り戻したりはしないという覚悟)と、無花果のソロ(自身が被害者でありながら加害者となり、自身と同じ被害者を再生産する円環から抜け出せないという自覚)が、キャラクターの強さと弱さをすごいうまく描写しているな~と感心していたので、これはどのキャラクターのことを歌っているんだ?と疑問符が最後まで消えませんでした。

本編の進行度的にも、刑務所から出たばかりで一休みしようみたいなそういう状況ではないし…どういう発注をしたら、この曲が出来上がるのか謎。

 

・絆+

全員集合のプチョヘンザ!が爆音で驚いた。当たり前だけど、18人の圧ってすごいですね。

+楽曲はオオサカ推しとしていつも肩身の狭い思いをするので、追加してくれて嬉しい反面、これで終わりにしてほしいなあと思います。

歌詞は推してることもあってどつが一番なんだけど、やっぱり獄のパートの裏から追加されるピアノの旋律が綺麗で素敵であ~ここずる~好きだ~となります。

 

ヒプマイは相変わらず好きだし、ヒプアニ2期や10thライブも楽しみですが、ちょっと距離を置こうかな…。

君らファンならお金出すよね?みたいな挑戦的な商品だったり、怪しい除菌商品とコラボしたり、性加害問題で話題になってる企業に楽曲提供を依頼したり…新規も新規なので、前からこんな感じなのか、どこかのタイミングで上層部の人事異動があってこうなっているのかわかりませんが、企業としての倫理観や誠実さが見えてこないのは消費者として危ないなと思うので。