20211123日記

今年の11月はアイの歌声を聴かせて月間でした。

 

結局、パンフとサントラ買い、暇さえあればループ。休みはほとんど毎回観に行ってました。

週末は手強いライバルが登場しますが、ぜひロングラン続けてほしい…。

すっごい良い作品ですよ、これ!

 

鑑賞後はツイッターとかで感想見るのも好きです。その中で、ブログを読むのやめちゃった人の感想が出てきました。

久々に記事読んだけど、うん、やっぱり読まなくてよかったな。

なんか前は本当に素直な感想で、あまり自分に合わない作品でもここが良かったって褒めるポイントを必ず見つけてて、そこがこの人映画本当に好きなんだなーって感じで読んでて面白かったんですけど。

読むのやめたちょっと前から評論家みたいになっちゃってて、なんか全部の作品の粗探ししてる感が伝わるんですよね。趣味が合わないとかじゃなくて、読んでて嫌な気分になるんですよ…。

今回も、なんか必死に粗を探してる感じで。え、そこ本当に気になります?みたいな。

盛り上がってない部分の整合性の無さは気になるけど、盛り上がってるときは演出と音楽と勢いで乗り切っていいよ!てかそういうのを求めてる!

じゃなかったら、何のために「物語」を浴びにきてるんだろ。

メッセージ性は私たちが感じ取る部分であって、押し付けられたらそれはエンタメ映画として台無し。楽しめないじゃん。

 

ちょろっと意見するなら、今回は受け手側の捉え方が変わることが明確にされている部分がとても面白い作品だと思います。特に演出と音楽による。

細かい説明は省きますが、明るい音楽じゃなければ作中通して全てが恐怖に包まれている内容だし、逆に初見で不安になる場面は明るい音楽を当ててればただの告白大会で盛り上がる高校生たちなんですよねー。事情を知らないサトミとあの恐怖感を与える音楽でこっちは違う意味でドキドキしますけど。

 

支社長は普通の人間であることがポイントなんだと思いますよ。主任もだけど。シオンのことはあくまでも目の上のたん瘤が製作した我が社の製品であって、ポンコツだとかガラクタだとか、そういった主旨の発言はしてません。だからこそ、製作者(=主人)の命令を無視する、暴走するAIだって部分が引き立っています。

 

まあつまり、受け手側がただの青春物語じゃなくて、シオンやその周囲のAIの暴走(=自分の意思、心を持つこと)に対して何か感じることがあればもうそれだけでこの作品には意味があるんじゃないかな。

 

AI云々の下りはミツコさんで一応やってるし…。

サトミ母は産みの親であり、AIとの未来を信じながらも、それでもシオンという高度に発達したAIを実際に目の当たりにして不安を口にする。それを、面白そう!の一言で不安を吹き飛ばせるのがまた、高校生という子供特有の純粋さと、AIが良き隣人である未来が作り出せる可能性というか。

パンフ読むと、AIを取り扱う作品では人間と敵対しがちだから、そうではない作品を作りたかったって書いてあるしね。

 

AIと人の、明るい未来を信じる作品だよね、これ。

 

というぼやき。なんというか、パンフとか読んだうえであの記事書いてるって無粋すぎる。本当に物語楽しんでるのか、あなたは。

まあ、二度と目にすることはないでしょう。ミュートにしたので。

作品を楽しむんじゃなくて、消化してるに変化してるんですよねー。それも楽しみ方の一つだとは思いますけども。

 

好きな作品でも粗があるし、面白くないって思う人がいるのも当然です。大絶賛されてるブレワイでさえ、次にやることが指示されなくて何すればいいかわからないから面白くないっていう友人がリアルにいますし。

でもなんかそうじゃなくて、ただの粗探しでこれはちょっと物足りない良作ですねとかって批評家気取りさるとすっごい腹立ちますね。お前のために作った作品じゃねーわ。

 

あら、ちょっと口が悪くなりましたね。すいませんね。

 

とにかく娯楽のほとんどをアイ歌に費やした、そんな感じの11月でした。

スマブラはアドベンチャーモードだとやること変わらなくてちょっと飽きてきた…まだ半分くらいしかファイター解放してないけど(笑)