パン教室(体験二回目)行ってきました

焼き立てはおいしいけど、やっぱりお持ち帰りしたパンは次の日イーストくさいです。

 

今までは本を読んで(今現在手元にあるのは「ちょっとのイーストで作るプチパンとベーグルの本」「パンづくりに困ったら読む本」「自家製酵母のパン教室」「おうちでカンタンに作れる!自家製酵母パンのレシピ」の四冊。あとはネット。)完全自己流のパン作りでした。

 

体験二回のパン教室を通して良いなーと思った点は実際に教えられるのってわかりやすいということです。動画は探せば色々ありますが、実際に色々な角度から人がやっているところを見ることができるというのはとても理解しやすかったです。特にこねあがりの見極めになる膜張りは本を見ても動画を見ても「???」みたいな感じだったので習得できて嬉しい。

こねるのも「こねすぎると生地がダレる」とあったので今までよくわからないまま「手に生地がくっつかなくなったからこのくらいでいいか」とやめていましたが、もっとこねても大丈夫だということがわかったのも大きな収穫です。

 

逆に良くない点は自宅で気軽に再現できないということ。レシピは渡してくれますが、粉は先生のオリジナルブレンド、砂糖や塩、油、水はこだわりのもの(カタログが置いてありました。お高い!)、オーブンに関しては「この性能だと物足りないからオーダーメイドで内部の温度をあげる為に銅板を入れてます」。それだとレシピにある焼成温度より実温は高いってこと。気軽に手に入れられるのは白神こだまドライのみ。

本で読んだだけの知識ではありますが、粉は国産と外国産で吸水率が違うとか、水の硬度で酵母の発酵具合が違うとか、焼成温度でクラフトの出来が変わるとかいうのは知っていました。だからここを紹介してくれた会社の先輩が「教室ではうまくできるけど、家だとうまくできなくて毎回失敗する」と言っていたのに納得してしまいました。それはたぶん先輩の腕のせいじゃないです。

この辺りは教室にもよりますけど…一応このパン教室のモットーは「自宅で気軽においしいパン作りができるようになる」なので、ちょっとちぐはぐだなと感じました。スーパーとは言わないので、富沢商店とかで買える物でレシピ作ってください。

 

二回も体験教室させてくれたけど、通わないです。特に衛生観念が残念。この教室、流れが生地作り・成形→焼成焼成中に受講料支払い→試食→片付け、です。受講料支払い時にみんなお金を触ってるのに、試食の前に手を洗わないんですよ。先生含めて。試食はその回の参加者同士でお互いのパンを食べるという形なのですが、それをお金を触った手(洗わない)で直接触って切り分けてるんですよ。うわぁ~…自分で食べるだけならともかく、人にあげるんだからそこは手を洗おうよ~って引いてしまいました。試食の前に手を洗ってるの自分だけってどういうことなの。しかも洗い物してくれると勘違いして他の人の分の洗い物ついでにと全部押し付けられてるし!

 

しかし、パン教室自体はすごい勉強になったし、婚活をはじめる宣言したのでこういう人との出会いがある場にはなるべく行きたいという感じなので別の教室を探そうと思っています。それまでは地道に自分でパン作りをする日々です。