最近買った漫画の感想とか

・勇気あるものより散れ 二巻

 

作者買いしてる新連載。ガンスリも1518もとっても刺さったので期待してたんですけど…これはイマイチだなー。

 

メインペアのシノと春安もそうだし、仲間探しもポンポン進んでいて…前二作なら、話数をかけるかどうかはともかく、もっと丁寧に進んでたような気がするんですよね。

戦闘シーンは迫力あるし、幕末~明治にかけてかなり勉強されたんだなって思うんだけど、そういうことを期待してるわけじゃないというか。

 

1518の時に丁寧に展開したら、単行本派の人がすぐに買ってくれないから連載が終わった!お前らのせいだ!ってツイッターで叫びまくってたから、その反省を活かしてるんでしょうね…。

まあ、おかげで信者の人たちが今回の連載では面白いから買ってって呼びかけまくってるみたいですけど。

私はみっともないなと思って作者のツイッターのフォローは外した。

1518は好きだったから、番外編の同人誌は買いに行ったけど…それとこれとは別。

 

ガンスリは(ほぼ)不死身の少女にスポットライトが当てられていて、でもその頑丈な体や盲目的な愛について、その理由とデメリットが早々に描かれていて、そのうえでどんなに非道でも目的を果たしたい大人が倫理観に揺れる心情を一巻二巻でうまくまとめられていて、どうなるのかものすごく続きが読みたかった。

非道でも果たしたい目的が何かっていうのは、読者がそれは復讐の鬼になるよなみたいな納得できるものだったし、そうじゃないキャラもこの組織に所属するだろうなみたいな背景がうまかったんだけど。

 

勇気~も不死身の少女で、モチーフはたぶん吸血鬼。なんだけど、メリットばかりでデメリットがよくわからないし、春安がシノに急に入れ込んでるのもよくわからないし、わからないことだらけ。

はっきりしてる目的も、母を楽にしたいっていう…でも別に、悪夢に囚われているだけでなにか周囲に迷惑をかけているわけでもないからなあ、殺す必要ある?ってテンションで。

しかもシノの目的が共感できない中で、周囲を巻き込んでるので、主人公側が完全に悪なんだよね。かといってものすごく信念があるわけでもないしさ。

今のところ仲間も敵も背景が知りたいとか、続きが読みたいって感じでは無いんだよねえ。

 

三巻目まで買って、合わなければ切るつもりです。

 

・蘭渓鎮 二巻

羅小黒戦記の映画が面白かったので、番外編も読んでみよっかな~。

…と思って軽く読む気持ちでいたので電子で購入していましたが、こっちの方が面白かった。紙で買えば良かったかなあ。

ブームがいつまで続くかわかりませんが、こちらは日本語版を出してくれるかぎりは追い続けるつもり。

 

・ちいかわ 一巻~三巻

ツイッターでフォローしてるし…と思ってたんだけど、地元の書店がたまたまフェア対象店舗に選ばれていて、だったらちょっと買おうかなと思って購入。

同作者のもぐもぐ日記は買ってたんだけど、そちらと違って書き下ろしとか何にもないんだね。

まあ見返す用として紙は有能なので連載してくれるかぎりは買おうと思います。

 

 

こんな感じ。

まあ勇気~のちょっとした不満を吐き出したかった。

けど、作者はエゴサしてるし、1518の時のアンケート出せ、お前らが単行本買えばまだ連載が続けられるとか、自分の実力不足だったじゃなくて、あくまでも読者が悪い精神を全面に押し出されるとちょっとね。

私的な場で言うのも、自分の中でそう考えるのも、自由だと思うけど。公共の場で連載続けられないのは読者のせいだって喚いてるのはカッコ悪いなーと思ったし、この作者は前二作が面白いから今後面白くなっていくと思うみたいな感じで買い支える気が起きなくなっちゃったし、ブログの方で吐き出しておこうかなと。

 

というわけでした。