完結した!
三年生編までやるのか一年生編で終わるのかどっちかなーと思いましたが、一年生編で終わりました。
あとがきを読む感じ、第二シリーズをはじめるかも?らしいですが…個人的にはそれはもう少し暖めておいてもらって、次の作品を読みたい。
ガンスリンガーガールからファンで、新シリーズの1518!を知ったのは二巻が出た頃だった。世界観や設定が変わっても目頭が熱くなるような群像劇、作中キャラの心理描写が丁寧に描かれていたので、次回作もきっと楽しんで読めると確信があります。だからこそ、描きたい別世界の作品があればそれを読みたいな。
だらだら長く続ける漫画シリーズが多い中、一年生編できれいに締めたのは潔くていいなーと思う。
「リタイアしても”終わり”じゃないんだ」という最終巻のナナカツの台詞(正確には情報クラスの生徒の言葉)と、物語の終わりが”終わり”じゃないんだという感じが好き。
それからこの作者の作品はかっこいい大人が多いことも魅力。それは歳をとるっていいなあ、こういう歳の重ね方したいなあと思う若い主人公たちには出せない魅力を出してくるのが卑怯。
少し文句言いたいのは、ガンスリンガーガールも1518!も東京の大きい本屋でしか見かけないこと。まあ電撃はちょっとマイナーっていうか確かにオタクっぽいけど、1518!はスピリッツで一般向けなのになあ。なにか縛りでもあるのだろうか。せめてイオンの中に入ってる書店くらいの規模でも新刊だけは置いて欲しい。