KH3トロコン終了

アルティマニア発売前最後のKH3感想。

ネタバレあり。

トロコン自体は65時間強で終了、今はプラウドLv.1で墓場前までプレイ中。

 

 

公式ツイッターからサントラとかパッチ・DLC情報とか何にもないのが残念。コラボ情報も半分以上ソシャゲだし。

全世界でパッケージ出荷・ダウンロード販売本数が500万本突破したってツイートあったけど、「パッケージ・ダウンロード販売本数」じゃなくて、「パッケージ出荷」って微妙にごまかしてるのがうまいなあ~。

 

オーケストラは応募して当たったけど、曲目どうなるのか悪い意味でワクワクしてる。ゼアノート編最終章ってことで集大成だからだろうけど、アレンジ多いから新規曲結構少ないよね?

そしてそのアレンジは私の好みじゃなかったのかあんまり印象に残ってない。

1のトラヴァースタウン、2のトワイライトタウンみたいに明確な拠点がないし、通常プレイしてれば特別苦戦する場所もないから聞きまくる曲がないってのもあるのかも。3Dのドリームイーターみたいに色んな意味で印象に残る曲もなかったし、無難に平均点越えてますって感じ。

ミニゲームの曲とスカラアドカエルムのフィールド曲は好きです。

 

戦闘に関して私は凄腕プレイヤーじゃないから何とも言えないけど、プラウドLv.1で攻略していつものKHって感じする。1ならアラジンの迷宮入口戦とかホロバスのリク戦、2はザルディン戦、2FMなら加えてロクサス戦と通常プレイでも難所があった。けど、今作通常プレイだと本当にサクサク進んで、曲と同じでなんか印象に残らないんだよね…。サイクス一人ボコるのにクソ強いロクサスとそこそこ火力あるシオン、プレイヤーによってレベル上げたソラの3人でボコボコにして他のどのグループよりも早く戦闘が終わったのはとても良く覚えてるけど。

あと墓場戦では守護者と何かしらの連携がほしかった、やっぱり。全部共同ホーリーでいいからさ…とどめのときだけでもいいからさ…雑魚戦やってるのと感覚変わらないってのが…。

3の戦闘テーマはPS4のスペックを使った集団戦だと思ってるので技が大味で派手なことや、タイマン戦闘が少ないことに文句はない。

 

ストーリーは時間置いたあとにあらためてシアター見ると過去作はもう少し丁寧に場面を描写してたような気がするけど話の筋としてはいつものKHだなって思えるようになってきた。

 

ただ、旅の目的がふわふわなのでソラの成長をあまり感じられないところが残念。

ディズニーパートから考えると「ソラが愛を知る」てのが成長テーマっぽい。

けど、愛を知ることで失った力を取り戻してるわけではないし、ロクサスたちを救済してるわけではないってのがね。「ヴェンの」アクアを助けたいという思いで目覚めの力を取り戻してるし、ロクサス・シオン・ナミネはどちらかといえばかつての仲間たち(旧13機関)と賢者アンセムのおかげだし…。ソラという存在がいることによって繋がった絆(間接的にでも)、つまり今作も繋がる心で救済したって方がしっくりくる。

成長テーマと旅の目的がうまく合致してないからプレイヤー側はソラに感情移入できなくて置いてけぼりになるんじゃないだろうか。

そうやって道中を納得させてもやっぱり補完してほしいのはエンディング。何度か見るとみんなで浜辺で遊んでる→何かに気がついて海の方を見る→カメラが移動してパオプの木に座ってる二人、の流れだってことに気がついた。最初はパオプの木を見てるのかと思ったけど方向が違うし、でもソラがカイリを連れ帰った場面だと浜辺にナミネがいるのおかしいし…私の読解力が足りないんだろうけど、ここは文字でいいのでアルティマニアでの解説が欲しい。

 

ここまでダメージ受けたのは「ダークシーカー編完結!」とか「今までの集大成!」とかが誇大広告だって見抜けなくって、ハードル上がりまくってたからだってことに冷静になるとわかる。

「10年振りにソラドナグーの3人旅復活」とか「据え置き機での完全新作」くらいの広告だったら0.2体験版のボリュームからここまでワールドやボスを作りこんできたのか~すげ~、ストーリー今回はこんなもんか~くらいで終わってた、たぶん。